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第二新卒の転職理由、社風が33.0%で最多 20代調査

20代の就職・転職希望者を対象にした転職意識調査の結果が公表されました。職歴3年未満の第二新卒では「会社の風土や考え方が合う企業で働きたい」が33.0%で最多となり、職歴3年以上の層で突出した「給与・年収アップ」48.1%とは理由の傾向が分かれています。転職を考える20代にとって、自分の動機がどの型に近いのかを言葉にする手がかりになります。

調査で示された転職理由の違い

20代の就職・転職希望者を対象としたアンケート調査の結果が公表されました。発表によると、転職しようと思った理由(3つまで選択)は、職歴3年以上の層と職歴3年未満の第二新卒で傾向が分かれています。

職歴3年以上の層では「給与・年収アップ」が48.1%で突出し、「ライフステージの変化」23.1%、「職場の人間関係に不満」19.2%が続きました。一方、第二新卒では「会社の風土や考え方が合う企業で働きたい」が33.0%で最も多く、「残業を減らしたい、休日を確保したい」25.8%、「給与・年収アップ」と「職場の人間関係に不満」がいずれも22.7%という並びです。公表資料では、前年の調査で第二新卒のトップだった「給与・年収アップ」が32.5%だったことにも触れられています。

転職で実現したいことと希望時期

転職で実現したいこと(3つまで選択)では、職歴3年以上の層は「給与・年収が上がること」57.7%が最も多く、「希望する仕事内容に従事できること」44.2%、「プライベートな時間を確保できること」38.5%と続きました。第二新卒は「希望する仕事内容」42.3%が最多で、「給与・年収」41.2%、「プライベートな時間確保」27.8%の順です。職歴のない既卒者では「希望する仕事内容」46.7%、「給与・年収」40.0%に続いて「スキルを身につけて成長できること」33.3%が3位に入りました。

希望時期については、既卒者の「できるだけ早く」が53.3%、第二新卒は36.1%が最多で「いい企業があれば」が28.8%。職歴3年以上の層では「できるだけ早く」と「いい企業があれば」がともに28.8%で並びました。「3カ月以内」の合計は既卒者76.6%、第二新卒55.7%、職歴3年以上の層48.0%、「1年以内」の合計はそれぞれ86.6%、74.3%、63.4%でした。調査期間は2026年8月6日から2026年8月23日です。

第二新卒視点でのポイント

この調査で目を引くのは、第二新卒の動機の中心が金額ではなく、社風や働き方に置かれている点です。ただし社風は求人票の条件欄には書かれていないため、応募先を選ぶ段階で言葉にしておかないと比較のしようがありません。

  • 自分が離れたいのは「金額」なのか「合わなさ」なのかを、まず1つに絞って書き出しておくと、志望動機がぶれにくくなります
  • 社風が理由なら、面接では評価のされ方、意思決定の進め方、1日の業務の流れなど、行動が想像できる質問に落とすと確認しやすくなります
  • 残業や休日が理由なら、平均残業時間だけでなく、繁忙期の実態や部署ごとの差まで聞いておくと、入社後の見通しが立てやすくなります

希望時期は「3カ月以内」が多数を占める一方、職歴3年以上の層では「いい企業があれば」も同率で並びました。急ぐ理由が明確でないなら、期限を自分で決めたうえで、その範囲でどこまで見極めるかを先に決めておく進め方も選択肢になります。