「自分で仕事をつくる力」を説く新刊が9月9日発売
ダイヤモンド社が、自ら仕事を生み出す力をテーマにした書籍を2026年9月9日に刊行すると発表しました。著者は新規事業開拓や事業責任者として20年以上のキャリアを重ねた北澤孝太郎氏で、定価は1,980円です。AIによる業務の自動化が進むなかで、20代が自分の仕事の価値をどう考えるかを整理する材料になりそうです。
発表された内容
株式会社ダイヤモンド社は、書籍『ビジネスメイキング 売上と信頼が積み上がる「仕組みのつくり方」』を2026年9月9日に発売すると発表しました。定価は1,980円、著者は北澤孝太郎氏です。
発表によると、本書のテーマは「自分で仕事をつくる力」です。顧客が抱える不満や不安を捉え、相手が本当に求めている価値を見極めたうえで、継続的に仕事を生み出していく思考法を、図解を交えて解説する構成だと説明されています。
背景として示されている状況
公表資料では、生成AIの広がりによって文章作成や情報整理といった知的作業の一部が自動化されつつあること、フィジカルAIを載せたロボットやヒューマノイドの開発も進み、AIの適用範囲がデジタル領域の外へ広がり始めていることが背景に挙げられています。
そのうえで、終身雇用を前提とした働き方が揺らぐなかでは、与えられた業務を処理するだけでなく、自分にしか生めない価値をつくる力が要る、という問題意識が示されています。想定読者としては、営業・商品開発・マーケティングの担当者に加え、経営者や起業家、自分の仕事の価値を高めたいビジネスパーソン全般が挙げられています。
著者の経歴について書かれていること
- 1962年生まれ。神戸大学経営学部を出て、1985年にリクルートへ入社
- 通信、採用、教育機関広報などの領域で20年にわたり営業の現場に立った
- 2005年に日本テレコム(現ソフトバンク)へ移り、執行役員法人営業本部長、音声事業本部長などを歴任
- その後、モバイルコンビニ社長、丸善執行役員などを経て現職
- 東京科学大学(旧東京工業大学)大学院で特任教授を10年間務め、大学院に開設された営業教育の授業を担当
なお、発行元のダイヤモンド社は設立が1933年05月、資本金1億4000万円、未上場と会社概要に記載されています。
第二新卒視点でのポイント
20代で転職を考えるとき、職務経歴書に書けるのは「担当した業務名」になりがちです。ただ、この書籍が示しているのは、業務名ではなく「その仕事をどう見つけ、どう形にしたか」を語れるかどうかという軸です。面接で問われる再現性は、まさにそこに現れます。
次の一歩として、これまでの仕事のなかで、指示されて始めたのではなく自分の気づきから動いた場面を一つ書き出してみると、話せる材料が具体になります。顧客や社内の誰が困っていて、何を確かめ、結果どう変わったのか。三行で説明できる形にしておくと、経験年数の短さを補う説明がしやすくなります。
応募先を見るときも、視点を一つ足せます。求人票の業務内容が細かく決まっている職場と、担当領域を自分で広げる余地がある職場では、身につく力が変わります。面接では、入社一年目にどこまで裁量があるのか、提案が通った若手の事例があるかを聞いておくと、入社後の伸び方の見通しが立てやすくなります。
AIの話題は不安を煽る形で語られがちですが、判断材料は自分の手元にあります。どの作業が自動化されうるか、逆に自分が判断している部分はどこか。棚卸ししておくこと自体が、次の職場選びの基準になります。
